ミュンヘン、タイヘン日記 (世界の車窓から編)



ミュンヘン日記は、どうにも写真が多すぎてまとめる気力を失い中。
気がつけば締切前で気分も落ち込み、全くもって進みません・・(毎度おなじみ)
そしてもう少し大人だという自覚を持って生きていかなくては。
とは、これまた定期的に思う事だけど、全然進歩してないよ・・どうすんだろ。
とにかく今しないといけない事は、締切をあと1週間で終わらせるという事・・
ちびちびと時間が空いたら旅日記の更新を。いつ完結するのだろ。
そもそもそんなの細かく書いても意味があるのかしら・・ないけど書こう・・
という自問自答も落ち込んだ時に毎回思う事なのでした。
とりあえず、旅のおわりぎわに思ったことを、まとめも半ばですがひとつだけ。


ミュンヘンの旅で色々素晴らしい建物や面白いものをいくつもみたけども、
帰りに空港まで行く電車の中からみたこの景色がなんともいえず。
都会の景色→郊外のいかにもヨーロピアンでメルヘンティックなかわいらしいお家
→畑→馬とか・・と続いた後、急にあたりいちめんが霧に包まれて・・
なんともいえず、うつくしかったです。うつくしさが全然伝わらない写真ですけど。
映画の様に、風景画の様に、絵本の様に、木がぽつりぽつりとあるだけ。
とても寂しく寒々しい風景なんだけど、ずっと見ていたい感じ。


高校生の頃、予備校の夜間講習が終わってから友達と猛烈に走って、
日比谷まで「霧の中の風景」を観に行った事がありました。
帰りにこの上なくどんよりして無言で帰ったっけなあ・・と、その映画の事を
霧つながりでぼんやり思い出したりしながらガタゴト空港まで。
そういえばあの映画もドイツに行くんだったっけねえ。しんみり。
観光も色々したし、大酒も飲みましたし、お腹も壊しましたし、
マヌケ発言&行動満載旅でしたけど、不思議とこの景色をみたとき、
ああ、なんか、色々あったけど来てよかったな・・としみじみ思いました。
(まあその後また色々あったわけですがそれはおいといて・・)
そしてこんな霧の中にいたり、突然さーっと霧の中から光が射し込んで
霧がはれたりするのがじんせいなのですかねえ・・と柄にもなく
旅人きどりで思ったりしました。でも自分探してないもん!
ビール飲みに行っただけだもん!子供とサッカーしてないもん!
いやだねえ、異国の電車内って。
おセンチ過剰、たまにはゆるしてチョンマゲ。(何時代ですか・・)