だらり京都・滋賀旅(3日目その1)



だらだら旅日記、やっと最終日。日記の更新もだらだらり。
3日目は車で滋賀へ。滋賀は初めてですが、今日も生憎の雨。
琵琶湖はパーキングエリアから遠巻きにぼんやりと眺め。空だか琵琶湖だか曖昧な写真に。
デ、デカ!今更ながら、琵琶湖、でかい!と驚いてみたり。(超シンプルすぎな感想)


 


しばらくするとのどかな風景になってきて、近江八幡の観光スポットに到着。
まずは腹ごしらえで、近江牛メニューが色々あるお店で近江牛丼を。
写真だと海苔で肝心のお肉が見えないですが・・とろけるお肉!
お手頃価格にもかかわらず、ウ、ウマー!牛だけど。(←ミクシ日記使いまわし)



水郷めぐりの船が沢山並んでいて、古い街並みもいい感じです。
晴れていたら、ゆっくり船でまわるのもよいだろうなあ。
古い蔵と民家を改造した、ギャラリーカフェで休憩。


  


薄暗くて広い和室にお客は私たちだけ。肌寒く、ストーブ焚いてたぐらい。
カフェスペースの和室は、現代アートの作品の展示スペースでもある様で、
ところどころに作品がひっそりと。
窓からの薄い日差しと新緑がほんとうにきれいでした。
(作品よりそっちの方にみとれてしまう・・)


 


こんなに静かな空間は東京では、なかなかありえないもの。
カフェとしては正直物足りなさすぎる内容でしたが・・
いかにも、抹茶ババロアとこだわりコーヒーを作家系の器で、
とかありそうだなと思ったものの(ちと期待)、予想外に飲み物のみで、
しかも3種類ぐらいしかなく。アップルティーを頼んだらごくごく普通・・
そしてカップはおばあちゃんちにありそうな花柄の・・と予想を裏切られました!
変に凝った器で、うやうやしく気取って高いお金を取られるよりは、
まあいいのかもなーと思いましたけど。商売っ気が全然ないのでしょう。
休日なのに全然ひと気がなくて、なんとも贅沢な空間でした。


 


が、オーナーのおじさま(眼光鋭い)がかなりのお喋りな方で・・
色々説明をして下さるのはいいのですが、もうちょいほっといて
欲しいかも・・と思っていたら2階からの眺めがおススメだよ!
2時間ぼーっとしてる人もいるから、と言われ、2階へ。
わー、確かに!1人掛けのソファーが、部屋の隅にぽつぽつと3つばかり
置かれているだけで、なーんにもない和室。
陰翳礼讃じゃないけれど、こういう部屋にいると、日本家屋は薄暗くて
そして影がうつくしいなあーと思いますナ。
(とかぼんやりしてると、おじさんが我々に喋りかけながらギシギシと階段を
あがってくる音がして漫画の様にビクついてしまい、妹に笑われた・・)


 


本当はヴォーリズの残した建築などを見たりもしたかったのですが、
要予約だったり、雨で色々まわるのも・・と断念。
そして昨日の天神さんのウラミハラサデオクベキカじゃないですが、
おすすめのユルユル骨董品店(変奇堂ではない)に入店。
これまた地方でしかありえない広さの店内に、すごい量のお皿やら
ガラスものやらおもちゃやら・・。あがるー!(シノラーブログのマネで)
しかし帰りの荷物を考え、レトロな茶色のガラスの器等を控えめに購入。
こけしモノは無かった。(なくてよかったのかも)



帰ってから知ったのだけど、今ちょうど汐留でヴォーリズ*1がやっているので、
せっかくだから観に行こうかなーと思います。