ムツゴロウ的GW・その2


 


父がガソリンを入れに行く間、近くの牧場で甥っ子1号と妹と3人で待つ事に。
ここは初めてきたのですが、一部を一般の人に公開している、というよりは
てけとーに見たらいいよ、という感じのゆるっゆるな牧場なのでした。
(かっこつけていえば、スローな、とでもいうのでしょうけどちょっと違うな。)


  


誰もいない夕方の牧場で、牛を眺めていたら、ちょー寄ってきた!いっぱいきた!
みんなで多少ビビりつつも、柵の中の牧草(もう食べつくしてる)と同じものを
あげたりしました。気がつくと同じ子にばかりあげちゃったりして。


 


唐突に甥っ子が、「うしのさ、ベロってさ、食べるんだよね・・」と言い出した・・
「このうしはお肉食べるんじゃない・・と思うよ・・」と大人としてはかなり曖昧な返答
をしてしまいました。おばさん失格。でも牛タン、おいしいよね・・(人間失格



のんびりスポットすぎやしないか・・?ここ。ずっといられるわ・・
(世話しないから言えることですけど)


 
 


んで、父が戻ったので帰ろうと思ったら、下にもなにやらウマとかいるではないですか!
ポニーとロバさんか・・



「ロバ・ポニー かみます」



「かみます」
そんなに・・かむの・・でしょうか・・



でも、ロバかわいいなあ。



と、よくかむロバたちに気を取られていたら、突然ヤギ親子があらわれた!
(完全、放し飼い・・)


  
  


うぎゃーっ、こやぎ、KOYAGI〜!と、あまりの小ささとキャワゆさに大興奮!
初めは警戒していたヤギ親子ですが、急に親が2匹ともさ〜っとロバ方面に去って行き、
ゆきちゃん(勝手に)がひとりぼっちに!え、親、結構てきとうなんだけど・・
と思ってたら、さみしくなったのか、ゆきちゃんが近寄ってきた!
妹や甥っ子の足元に寄ってきて、どうやらお乳を探している模様。おかあさーん、どこ!


 


が、今度は唐突にブタたちの柵の中にゆきちゃんがチョコマカと入っていってしまい、
牢名主の様な巨大な黒ブタ親分の近くに何を思ったかすり寄っていくゆきちゃん。
すると突然、親分は、「チョロチョロうるせーんじゃい!このチビ助!」という
セリフがマジ聴こえるぐらいの態度で、まんがのように鼻先でブヒーッとゆきちゃんを
ぶっ飛ばしたのです!!(ここで見ていた私たち、全員「ギャーッ!」)
これの百倍衝撃的でしたけど、こんな感じ↓




ほんとに、ユニコとかチリンの鈴的な一場面を思い出させる、超衝撃映像でした。
ゆきちゃん、飛ばされる瞬間に「メェェ〜〜」(ほんとに!)とちょう弱々しい声で
鳴いて地面に叩きつけられてるし!ギャ〜ッ
完全にブタ、悪役!超ワル!(自分たちの中で)
なにすんのー!ゆ、ゆきちゃん大丈夫か!?と慌てたものの、次の瞬間には


 


普通にブタコーナーのド真ん中に座って、何事もなかったかの様にのんびりしてました・・
ゆきちゃん、大物や。強い子でした。大きくなれよ・・
あと、ヤギコーナーに、ロックスター的な風情を漂わせる長髪ヤギ氏がおりました。
(何故か角に、バンダナ風の紐をつけている・・バンダナじゃないか)
他にも、牧場なのに、長毛種の貴族みたいな猫さんがヤギの後ろを通ったり・・
自由すぎる牧場でした。またこよう・・ここ。



というわけでムツゴロウ王国かね、というぐらい、虫やら猫やら牛やらヤギやら・・
と触れ合ったGWでした。気になってたパン屋さんのレトロなプリンも美味でした。