大人かわいい入院フェス日記



大人かわいいというのはうそです、すみません。ぜんぜんかわいくないですもの、入院も手術も。とりあえず何にでもかわいいがつくこんな時代さ、かわいい入院て本もでるかもよ!いや、でないか!そしてもちろん全然かわいくない私の入院の日々よ。でも毎日着ていた病院のパジャマはなかなかかわいくて、パリッとこざっぱりして気持ちのいいコットンで、デザインもよかったのです。売店に売ってたら買ってもいいかも・・と思ったけど売ってなかったし、わざわざ家で病院気分になる事もないかと後になって冷静になったけど。



今夏はそんなこんなでフェスなぞ行けるはずもなく、ソニックマニアも断念したあきらめの夏。初ももクロの機会も泣く泣く逃し。つけたリストバンドはID代わりのこれだけさ。食事もこれをピッとすると出てくるのさ。入院フェス。ライブはなし。



病院から見えるスカイツリーはいつもぼんやりしていました。ていうかスカイツリーっていつみてもなんだかCGみたいな、背景画のような、なんかうそ臭さがあるなあ。ちなみに部屋からは見えなかったけど、食堂からはよく見えた。あと手術翌日の夜には点滴ブラブラガラガラしながら、意地で隅田川の花火を観た思い出。他の知らない患者さんもガラガラしながら集まってきて、ちょっと楽しかった。なかなか不思議な光景であったことよ。忘れられない。



たった1週間ではあったけど、食事ができること、自分でトイレに行って普通に用が足せること、というか普通に何の痛みもなく歩けることのよろこびを知りましたよ、月並みですけど。ほんとに。できるようになった途端に忘れるんだけど。それと術後初の水のおいしさと、流動食フェス(重湯とお茶とりんごジュースとかオール水分まつり)のおいしかったこと!重湯ウマ!重湯ウマ!としみじみ。もっと不味いかと思っていた病院のごはんは結構おいしかったけど(特にパン)、味気ないトレーとお皿でかなり気分が盛り下がる。なので、こんな花の形のお麩にさえ救われたりして。特に今回は自分もだけど、身内や大切な人の入院や手術が同時多発し、つくづく健康、それがいちばん大事マンなんたらと思った次第です。


    


食べたものいろいろ。退院後もなるべく食べ物には気をつけています。別に食べ物やお酒が原因ではないんだけどさ。重病ではないので大丈夫です。しかし美人ばかりの病院であったなあ。いい人ばっかりだった。感謝。


   


そして毎日お見舞いに来てくれた人にたくさんの感謝を。家族もぞろぞろ来たりで寂しくはなかったけど、前に貰ったちいさいニセみっひーのぬいぐるみ(フロム香港)は持っていってよかった。適度なファンシーさに和んだ。そばにいるよ的な。(テルマ青山)他にも100円ショップで入院用のこまごましたものを揃えるにあたり、どうせ買うなら・・とキティ姐さんの柄のものが異様に多くなった為、看護師さんの間ではキャラ好きおばさん認定されてたかもしれない。別にいいけど。