神戸の思い出(ビフカツ&お土産編)


 


学生の時の関西貧乏旅行以来の神戸。当時、「もん」でビフカツを食べようと思ったのに、実際入ったら、2400円(ライス別)というお高さに全員無言になり、「私・・とんかつ。」「あ、私も・・」と、みんなで一番無難なとんかつを食べたあの日あの時あの場所で!(すごくおいしかったけど、それでも学生にしてはまあまあのお値段だったの。)そのリベンジとばかりにお金持ちにはなってないけど、おばさんだもの、もうビフカツ食べちゃる!食べり!(カーネーションの変な名残りが・・)と心に決めての旅立ちでした。大げさですけど。うわ、なつかしい看板!



ほどよく混雑した落ち着く店内。こげちゃの木のカウンター席の向こうにはきびきびと働くお店の人。その奥の棚に飾ってある人形とか置き物が気になって、写真を撮りたかったけどここは我慢。自分の座った席にはこんな肖像画が。なにザベス女王かなにスブルク家の人かはわかりませんが、妙に店内にマッチしております。(美術を学んだとは思えぬ言い様)


 
 


「もん」といえばマッチやメニュー、包装紙のデザインが素敵な事で有名ですが、久々に見てもやっぱり素敵でした。家にあるマッチはもう色褪せているので、今回も記念にひとついただきました。これは神戸ゆかりの版画家・画家の川西英氏の作。神戸百景*1、うっとり。



そしていよいよビフカツとご対面。写真だと地味ですが、やわらかくて美味しい・・関東だとビフカツってあんまり馴染みがないので新鮮です。つけあわせもしみじみ美味しいよ!そして今回の野望はもうひとつ、帰りの新幹線で食べる用にビフカツサンドをお土産に包んで貰うこと!昨日の安い串カツから今日のビフカツとビフカツサンドまで・・あなたはどれだけカツを。でも頼むんだよ!なぜならもう大人だから!(いいわけ)おかみさんが最後にお茶と一緒に「お口に合いました?そっち(サンド)も美味しいよ。」ととびきりの笑顔で、思わずほわーんと和み、ますます「もん」が好きになった!次回はオムライスかステーキか・・(よだれ)


 


そんなこんなで帰りの新幹線車内。いい感じにお腹が空いてきたところでビールとビフカツサンドのおみやですよ!おみやさん!(言いたかっただけ)包装紙は持ち帰りで。うーん、ビフカツサンドの方がかえって好みかもしれない。しっとり上品で、衣も薄くてあっさりしているから揚げ物のくどさがなく、さらっと食べられてしまうよ・・カロリーは無視。ンマー!



駅で買った風月堂の神戸限定ミニゴーフル缶は、先程の川西英氏の息子さん、川西祐三郎氏の版画(神戸六景)がモチーフに!つながってます。これ、女性だったらこの缶、小物入れに便利そうだし・・と買いがちな一品のはず。(自分も)



 


そしてレトロな六甲サイダーは、洋館の辺りをぶらぶらしてたら見つけました。そういえばまだ飲んでないや。次回は、神戸洋食食べ歩き+雑貨屋めぐりもしてみたいものです。