熊本・天草旅日記2



熊本2日目、車で天草へ。GWに人気観光地に行く、という事が最近ほとんどなかった為、久々に渋滞を体験した気がする・・娘の車内の退屈を、道の駅で買った竹輪をちぎって与え続ける事で乗り切った。猫か。お昼にどーんと伊勢海老天丼と名物のだご汁定食を。だご汁はほとんど娘に食べられたけど美味しかった。義両親は、ざるそばをサッと食べるだけだったので、調子に乗って伊勢海老天丼にしてしまった自分の大食い嫁さま感を噛みしめつつ、ぼんやりと美人画報の広島旅の回*1を思い出したりしていた私です・・大体、旅だと名物食べつくすぞ!と張り切り過ぎるところがあり、友達と高知に行った時も、酒が飲める系メンバーだったので油断して、着いた日の昼食時に早速ひろめ市場で生搾り柚子サワーを頼んでウヒウヒ席に戻ったら、みんな普通にウーロン茶で気まずかった回も思い出しました・・熊本関係ないけど。



くまモン好きな娘、空港でも街でも御菓子でもなんでもかんでもくまモンだらけなので、キョロキョロしていた。天草にはお手製くまモンが沢山いましたよ。ゆるくまモン、撮っていたらキリがないので途中でやめた。



世界遺産登録間近?の崎津教会。もし登録されたら混雑をさばき切れるとはとても思えない周りの静けさ、店の無さ。町の人のいつもの生活はどうなるのかなと勝手に心配になった。教会、漁村にゴシック様式のミスマッチが面白いし、中が畳敷き!当然ながら中は撮影禁止なので、素敵なステンドグラスの色合いを目にしっかり焼きつけた。厳しい踏絵が行われたとか、激しい弾圧を受けつつ240年間にわたり潜伏キリシタンとして信仰が守られてきたとか・・子供のころから興味があったそういう歴史の舞台に今いるんだなと思ったら不思議な気分になったけど、結構な雨で余韻に浸る間もなく教会を後に。



もう少し山の上にある、ロマネスク建築の大江教会。こちらも窓が素敵。(教会内でなく、ポーチから撮影したもの)



鯉とマリア像。和洋折衷。



夕方、宿に到着。娘は初めての温泉宿だというのに、誰よりも先に座布団に座り、さてひと息いれますか!とばかりにテーブルの上のお茶菓子を、慣れた手つきで食べようとしていてびっくり。何で食べていいお菓子があると知ってるの。食いしん坊の勘?夕食は海鮮づくしにも程があるというご馳走で、ああ、だからお昼ざるそばだったのか・・と。まあ昼も夜も伊勢海老食べるなんて、もう無いからいいよね!と都合良く言いわけし、鯛も蟹も食べきれないと苦しみつつ結構たいらげた。それにつけても伊勢海老の刺身のウマさよ!娘が食べられるものあるかしら・・という心配をよそに、鯛も海老のグラタン的なやつも私の分をほとんど食べてしまい、義母が私に食べなさいと分けてくれるという始末。(貰う嫁も嫁)1歳なのに贅沢すぎる。という感じで、天草の豊かさを満喫し過ぎた夜だった。(食いしん坊を誤魔化す無難な〆)まだ続きます。

*1:広島旅に同行した編集のデキる美人嫁、モヨコさん達が名物の牡蠣料理を喰い散らかす横で、ざるうどんを静かにすすっていた回