だらり京都・滋賀旅(3日目その2)



という事で、やっと最後のまとめ。たいした事ないのに長い・・
お次は、城好き(NOT歴女)としてはやっぱ彦根城に行かなくては!と。
ここでも雨なので、ひっそりと人の少ないお城まわり・・
驚くほど急な階段をひーひー言いながら怖々登って、上に。


 


まあ、よい眺め!曇り空もまたよいではないですかー
しかしどうして年をとると、城とか好きになんだろね・・(勝手にきめつけ)


 


彦根城はなかなかいいお城でした。というか、空いていたので
ゆっくりできたからよかったようなものの、混雑時には入城制限とか
列がすごいらしいのです!(行列用の柵があった)
あの急な階段をぞろぞろと上り下りするのは恐ろしすぎる!


 


そしてその混雑の原因?の、ひこにゃん!(別に城内にいるわけではないが)
妹が仕事で訪れた際に、かわいくてかわいくてすっかり好きになった
という話を、全く理解できなかった私。冷めたアンチひこ派だったはずのに・・
正座もしちゃう、礼儀正しく予想外に控えめなアイツに、城から出た途端
すっかりはまってしまいました・・ひこひこにゃんにゃん。(フーミン)*1
なんでも、関係者(?)の間では通称「モチ」と呼ばれてるらしいですゼ!
モチって・・(しかも「お餅っぽいから」という理由)なにそれ。


  


普段も旅でも、風景とブツ撮りばかりで滅多に撮らないスナップ写真。
それが傘でひこにゃんポーズを決めてしまうところに、いかにはまったかが
おわかりかと思います・・(わかるかっての)
ひこ着ぐるみには、雨&時間的に遭遇できずで残念無念。
(土産屋でかかっていた着ぐるみVTRが凄かった!まさにゆる・・)


  


城を後に、火がついたひこにゃん熱にうかされ、下界のお土産ストリート
においても、ひこにゃんモノをちまちま買いこんでしまったのは言うまでもなく。
まあぬいぐるみを買うまでの高熱は出さずに済みましたが。
ひこにゃんチロルチョコひこにゃん金太郎飴などはうっかり買っても
許されるような控えめ感が商売上手なところ。(まんまと買った)
ただひとつ気になるのは、商品展開も多く、立体ものも多いのに、
キテーさんなんかと違って、立体化された途端に顔のパーツのバランスが
えらく崩れる事。あの素朴顔が愛らしいのに、黒目大き過ぎ!別ニャンじゃん!



お土産観光ストリート(新しいけど古い街並み風)も、さほど
あざとくなく、ひこにゃんというキャラを上手く活かしている感じでした。


 


しかし、ぽつぽつと街中にこやつがおるのですよ・・何故?
あんたは奈良の子でしょう?と思ったが、作者が一緒なだけで別人か。
奈良に行ったらアイツも好きになるのかナ・・(好きになっても困る)
そろそろ帰宅せねばだし、もうイナフ!ひこにゃん!と思ったはずが、
帰りがけに寄った店がとんでもないひこにゃん及び、ゆるキャラ天国で。
店内にかかる、ひこにゃんにゃん!というひこにゃん音頭と共に、
ありとあらゆるグッズや食品が。中には全く関係ないお菓子の箱に
無理矢理ひこシールを上から貼っただけのものも!ちょう便乗!



そんな土産物屋から出ると、別の店先でガツガツとご飯を食べる、リアルひこにゃんが!
わーひこにゃん!とはしゃいだが、ただの白猫だ。(おちついて)



予想外のひこにゃん大ブームが到来した旅もそろそろ終わり。
最後の店では冷静になり、ひこにゃんカップのみを購入。(冷静?)
ご当地プリントワンカップ集めてるからいいの!といいわけしつつ。
(中身はたいてい飲まずに料理に使います)
彦根駅で別れ、ひとり彦根米原→名古屋と乗り換え、東京に戻り。
いつもの京都旅とかなり違う旅でしたが、だらりながらもよき旅でした。
旅で買ったものなどはまた改めて。

だらり京都・滋賀旅(3日目その1)



だらだら旅日記、やっと最終日。日記の更新もだらだらり。
3日目は車で滋賀へ。滋賀は初めてですが、今日も生憎の雨。
琵琶湖はパーキングエリアから遠巻きにぼんやりと眺め。空だか琵琶湖だか曖昧な写真に。
デ、デカ!今更ながら、琵琶湖、でかい!と驚いてみたり。(超シンプルすぎな感想)


 


しばらくするとのどかな風景になってきて、近江八幡の観光スポットに到着。
まずは腹ごしらえで、近江牛メニューが色々あるお店で近江牛丼を。
写真だと海苔で肝心のお肉が見えないですが・・とろけるお肉!
お手頃価格にもかかわらず、ウ、ウマー!牛だけど。(←ミクシ日記使いまわし)



水郷めぐりの船が沢山並んでいて、古い街並みもいい感じです。
晴れていたら、ゆっくり船でまわるのもよいだろうなあ。
古い蔵と民家を改造した、ギャラリーカフェで休憩。


  


薄暗くて広い和室にお客は私たちだけ。肌寒く、ストーブ焚いてたぐらい。
カフェスペースの和室は、現代アートの作品の展示スペースでもある様で、
ところどころに作品がひっそりと。
窓からの薄い日差しと新緑がほんとうにきれいでした。
(作品よりそっちの方にみとれてしまう・・)


 


こんなに静かな空間は東京では、なかなかありえないもの。
カフェとしては正直物足りなさすぎる内容でしたが・・
いかにも、抹茶ババロアとこだわりコーヒーを作家系の器で、
とかありそうだなと思ったものの(ちと期待)、予想外に飲み物のみで、
しかも3種類ぐらいしかなく。アップルティーを頼んだらごくごく普通・・
そしてカップはおばあちゃんちにありそうな花柄の・・と予想を裏切られました!
変に凝った器で、うやうやしく気取って高いお金を取られるよりは、
まあいいのかもなーと思いましたけど。商売っ気が全然ないのでしょう。
休日なのに全然ひと気がなくて、なんとも贅沢な空間でした。


 


が、オーナーのおじさま(眼光鋭い)がかなりのお喋りな方で・・
色々説明をして下さるのはいいのですが、もうちょいほっといて
欲しいかも・・と思っていたら2階からの眺めがおススメだよ!
2時間ぼーっとしてる人もいるから、と言われ、2階へ。
わー、確かに!1人掛けのソファーが、部屋の隅にぽつぽつと3つばかり
置かれているだけで、なーんにもない和室。
陰翳礼讃じゃないけれど、こういう部屋にいると、日本家屋は薄暗くて
そして影がうつくしいなあーと思いますナ。
(とかぼんやりしてると、おじさんが我々に喋りかけながらギシギシと階段を
あがってくる音がして漫画の様にビクついてしまい、妹に笑われた・・)


 


本当はヴォーリズの残した建築などを見たりもしたかったのですが、
要予約だったり、雨で色々まわるのも・・と断念。
そして昨日の天神さんのウラミハラサデオクベキカじゃないですが、
おすすめのユルユル骨董品店(変奇堂ではない)に入店。
これまた地方でしかありえない広さの店内に、すごい量のお皿やら
ガラスものやらおもちゃやら・・。あがるー!(シノラーブログのマネで)
しかし帰りの荷物を考え、レトロな茶色のガラスの器等を控えめに購入。
こけしモノは無かった。(なくてよかったのかも)



帰ってから知ったのだけど、今ちょうど汐留でヴォーリズ*1がやっているので、
せっかくだから観に行こうかなーと思います。