きみはバラバラ
昨夜は、「バラは、バラは〜」と心の中で熱唱しながら、シネセゾン渋谷の
ジャック・ドゥミ セレクション「ベルサイユのバラ」を観に・・行くはずだったのですが。
チケ売り場で「ベルサイユのバラ1枚」と言ったら、「?」という顔をされ、
「あの・・そちらは10日で終了しておりますが・・」と。
「え!え!?」と大慌てで差し出されたチラシを見ると、確かに・・
何をもって今日までだと思い込んでたんだろうか・・アホすぎる。何度も確認したのに・・
「今は、天使の入江という作品ですがいかがなさいますか?」というので、
「じゃあ、それで・・」と呆然と決断してそちらを観る事にしました。
きっとお兄さん、「このマヌケ、ベルバラヲタ女が!」と思ったに違いない・・(被害妄想)
つか、ベルバラはそんなに好きじゃないです・・(何故か言い訳)
ベルバラは、どちらかというと外伝の怖い話が好きです・・(聞かれて無いけど)
ただ、ひどいという実写版を1度観てみたかっただけなんです・・(涙ながらに)
パッツィ・ケンジット(子役)が出てるというのも観たかった要因どす。(そこ!?)
エイス・ワンダーが!?リアムの元嫁が!?というだけ・・
まあいつか機会があったら観たいと思います。
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ひょんな事から「天使の入江」を観たけど、何の予備知識も無く観るのも新鮮でよかった。
始まりのグワーっと引きながらのビーチの景色と音楽がカッコイイ。
賭け事やりすぎ、ダメ、ゼッタイ!という感じですけど、あのスリルは確かに1度やったら
はまってしまうんだろうなあ・・こわいこわい。
トランクの中にはたいして荷物が入ってないのに、酒瓶とルーレット(おもちゃ)が
入っているのがおかしかった。そんな旅支度、ありえんわ。
でも大人の女(ダメだけど)がやると妙なカッコよさ。
そんなジャッキーとカジノにずるずる魅了されていく、真面目銀行員青年があちゃー
という感じですが、かわいらしくもあり・・真面目ってこわいわね。
大もうけして豪遊する辺りは、たとえ後に哀しい結果が忍び寄ってくるのだろうと
わかってはいても、ぞくぞくしてしまう。
高級ホテルのバルコニーからの眺めは、白黒なのがかえって色を想像させて美しい。
やたら背中の開いたドレス(つかわりと常にジッパー下ろしたまま)だったり、
ディーラーに効果なしの、ちょう無駄なお色気攻撃をしたりとおもしろい。
悪女にしては完璧さが足りないところがかわい気があってよいです。
ジャンヌ・モローの中年女性の毒牙にすっかりやられた夜でした。
父上のお助け金の一部でもうひと勝負してはどうかな・・とチラリと考えてしまった
私は、完全にダメ人間なので、カジノには近づかない方がよさそうです!
余談ですが今、こんなベルバラコスメシリーズがあるんですなあ・・
ベルバラパロディっぽい絵のシリーズはよくみかけてたけどさ。
デュ・バリー夫人のまでー!(あちらの思うがままにつられすぎ!)
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