家で観た映画まとメモ1・2月(昔の)


Young Adult

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日記の下書きが軽く3年前のとか残りまくっていて、もう更新したところで・・という感じだし、映画やライブに行った後のテンションの高いものを読むのは自分でも恥ずかしいものですね・・とはいえ、なんだかその時のテンションを忘れたくもないので、前に書いたままのものも公開してみます。多分2013年の2月頃書いたままのやつ。古い・・けど備忘録だからいいのです。ちょこちょこ続けてみます。
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家で観たものメモ。ヤング≒アダルト、「JUNO」より「マイレージ、マイライフ」よりこれが好きだな。イタいアラホー女の話だよ、とひと言で片付けないでほしい。というか、何も思い当たるふしのない人なんて、ほんの一握りなのではないかしら・・(え・・そうでもないの?)冒頭のTFC繰り返し聴きからもうグッときてたけど、自分にとって大切な思い出の曲は、他の誰かにとっても大事な曲なわけで・・わかっちゃいるけど、それに憤慨する滑稽さも含めて愛おしい。近くにいたらかなりヤな女なはずなのに憎めない。モンプチのCMに出てくる高級ペルシャ猫(でも薄汚れた野良)の様なメイビスが愛おしくて。
「どうすればいいのか・・幸せが見つからないの。他の人たちは何の苦労もなくそれを見つけているのに。ごく自然に満ち足りてる」というところで号泣しましたとも。恋愛でなくても、その時々において努力も報われず、絶望的な気分になる事って常に何かしらあるもの。(何も苦労しなかった人は・・よかったですね!)そりゃメイビスはちょっと思いつめて行き過ぎた行動にでてしまうし、過去の栄光にすがりすぎてはいるけどさ。でもきちんと仕事をして自分なりに暮らしている人に、都会でいつまでもフラフラと好き勝手に暮らしているイタいおばさん、とあざけり笑うのはどうなのか。そうでなくても自分を責めすぎて落ち込んだりの繰り返しで疲れてしまう日々なんだから。笑えないよ。
もちろん満ち足りている様に見える人だって、必ずしもそれを自然に手に入れたわけではなく、苦労したかもしれないし、何かを諦めた上でのそれかもしれない。でもこっちが普通でしょ?あんたはおかしいよと一方的に価値観を押し付けてくるのならば、*1だから何?と、ドラ猫の様にドーナツをふてぶてしくくわえて立ち去りたくもなるものです。メイビスは、どうしてこんなに世間からかわいそうな女と思われなくてはいけないの・・と愛しさと切なさと心強さとーを感じつつも、なんだかスッキリするいいラスト。そんな事気にしたくないのに、他人からどう見えるか、見られたいかに振り回されてしまうのが苦しいんです。しかしまああの奥さんは何の悪気もないようで、案外計算する女の子だと思う。旦那は、気にしないふり男の子じゃなく、全く気が付いてない男の子!メイビス、あんなやつ忘れて次いこ、次!とか一緒に酒飲んで盛り上がってたら、「あんたみたいな地味な女と一緒にしないでくれる?」と冷水を浴びせられそうですけどね・・そうだった、メイビスと自分が決定的に違うのは(違うに決まってるけど!シャーリーズ・セロン様なんだから!)、過去の栄光があるという点なのでした・・栄光、ない。



小悪魔はなぜモテる!?、妙な邦題だけど面白かった!両親がいいですね。あんなに理解があるなら、どんなに苦しくてもやっていけそうではある。ゴシップガールのダンが出てるの知らなかったもんで、わ!と思ったり。「私の人生はジョン・ヒューズの映画じゃない」の辺り泣けた・・というかそこでこの映画好き!と高ぶる。とてもチャーミングな映画。



ミッション8ミニッツ、評判通りの面白さ。え、あれがこうだからこうってこと・・?となかなか頭がぐるぐるしてそれも楽しい。ああ、こういう瞬間をもっと大切にしなくてはね!って思える。何気ないちょっとした瞬間がすばらしいのだね。だらだらと家でも外でもスマホいじってばかりじゃダメですね。改めてヴェラ・ファーミガさんの雰囲気がとても好みだと思った。しかし、お父さんがデヴィッド・ボウイってどんなだろうね・・想像できない。(できるわけない)
お買いもの中毒な私、タイトルは知っていたものの。なんとなく見始めたわりに面白くて、かなり楽しんでしまい。女はこういうの好きだよな系として軽くみられてる系というか・・(日本語崩壊)、カード地獄のくだりなんてまんがちっくに描かれているけど、深刻な問題ですし。王子様とめでたしめでたしっていうのは映画ならではのお楽しみだからいいのです。その他、グリー・ザ・コンサート・ムービー、カジノロワイヤル(新しい方)、慰めの報酬など。

*1:そういうよくわからないおせっかいな人って親戚のおばさんだけじゃなくているんだよなほんとに・・